概要(Overview)
JAXA調布航空宇宙センター(Chofu Aerospace Center : CAC)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)において、主に航空技術の研究開発を担う中核拠点です。東京都調布市に位置し、広大な敷地内には日本最大級の風洞設備や航空エンジン試験設備、そして世界トップレベルの演算能力を誇るスーパーコンピュータシステムが設置されています。
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次世代の環境適合型航空機(燃費が良く騒音の少ない航空機)の研究や、空飛ぶクルマ、超音速旅客機などの先進的なプロジェクトが進められているほか、宇宙開発に関する基礎研究(再突入カプセルの空力特性など)もここで行われています。計算科学(シミュレーション)と実験(風洞試験など)の両輪で、日本の航空宇宙産業の未来を切り拓いている極めて重要な施設です。
基本データ(Basic Data)
施設の基本的な情報や所在地などのデータです。
| 項目 | 詳細 |
| 正式名称 | 宇宙航空研究開発機構(JAXA)調布航空宇宙センター |
| 所在地 | 〒182-8522 東京都調布市深大寺東町7-44-1 |
| 設立年 | 1955年(昭和30年) |
| 前身組織 | 総理府航空技術研究所(のちの航空宇宙技術研究所:NAL) |
| 主な設備 | 各種風洞設備、航空エンジン試験設備、スーパーコンピュータ(SORA) |
| 一般公開 | 年に1回(例年4月頃)、施設の一部を一般公開するイベントを開催 |
施設マップ(Map)
調布市深大寺エリアにある広大な敷地を上空から確認できます。周辺には調布飛行場分室などの関連施設も点在しています。
歴史(History)
調布航空宇宙センターのルーツは、戦後の日本の航空産業復興とともに始まりました。
- 1955年(昭和30年): 国として航空機開発のための研究設備を整備するため、総理府の付属機関として「航空技術研究所」が設立されました。当時は戦後の航空再開からわずか3年後のことでした。
- 1961年(昭和36年): 研究対象を宇宙分野へも拡大し、三鷹市に調布飛行場分室が設置されました。
- 1963年(昭和38年): 科学技術庁の管轄となり、名称を「航空宇宙技術研究所(NAL)」へと改称します。戦後初の国産旅客機「YS-11」の開発においても、基礎的・空力的な研究を実施し大きく貢献しました。
- 2003年(平成15年): 航空宇宙技術研究所(NAL)は、宇宙科学研究所(ISAS)、宇宙開発事業団(NASDA)と統合され、現在の「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」が発足しました。これにより「JAXA調布航空宇宙センター」として新たなスタートを切り、今日に至ります。
関連ウェブサイトへのリンク
より詳しい情報や最新の研究成果、見学イベント等については、以下の公式ウェブサイトをご覧ください。
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