宇宙と科学の不思議に触れる総合ミュージアム
名古屋市中区の白川公園内に位置する「FUJIなごや科学館(旧:名古屋市科学館)」は、1962年の開館以来、地域の科学教育の拠点として親しまれている市立科学館です。2011年の大規模リニューアルを経て、現在では全国屈指の人気ミュージアムとなっています。
「みて、ふれて、たしかめて」をテーマに、館内は大きく「天文館」「理工館」「生命館」の3つのエリアに分かれています。特に宇宙や天文分野の展示に力を入れており、屋外には本物のH-IIBロケットや国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の構造試験モデルが展示されるなど、日本の宇宙開発技術を間近で体感することができます。
ギネス認定!世界最大のプラネタリウム
名古屋市科学館の最大の目玉といえば、巨大な球体デザインが目を引くプラネタリウム「Brother Earth(ブラザーアース)」です。2011年3月のリニューアル時に新設されたこのプラネタリウムドームは、内径がなんと35メートルもあり、世界最大のプラネタリウムとして2011年12月にギネス世界記録に認定されました。

最新鋭の光学式投影機(カール・ツァイス製ユニバーサリウムIX型)とデジタル式映像システムを組み合わせたハイブリッド構成により、肉眼では見えないような微細な星の瞬きまでもリアルに再現します。また、専門の天文学芸員による毎月テーマが変わる「生解説」も大きな魅力で、その日の夜空や最新の天文学の話題を分かりやすく解説してくれます。
基本データ・アクセス
お出かけ前にチェックしておきたい基本情報です。週末や休日はプラネタリウムのチケットが早々に完売することもあるため、事前にスケジュールを確認しておくことをおすすめします。
| 項目 | 詳細 |
| 施設名 | 名古屋市科学館(2026年4月より「FUJIなごや科学館」の愛称を使用予定) |
| 所在地 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-17-1(白川公園内) |
| 開館時間 | 9:30 ~ 17:00(最終入館は16:30まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は開館し直後の平日休館)、第3金曜日(祝日の場合は第4金曜日休館)、年末年始等 |
| 観覧料 | 【展示室+プラネタリウム】大人 800円、高大生 500円 【展示室のみ】大人 400円、高大生 200円 ※中学生以下は無料(高大生は学生証の提示が必要) |
| アクセス | 地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」4・5番出口から南へ徒歩約5分 |
地図(MAP)
名古屋市科学館のシンボルである巨大な球体は、上空からでもはっきりと確認できます。周辺の白川公園の緑豊かな様子と合わせてご覧ください。
名古屋市科学館の歴史
1962年の誕生から現在に至るまで、時代に合わせて拡張と進化を続けてきた科学館の歴史を振り返ります。
- 1962年(昭和37年)11月:「天文館」開館
- プラネタリウムをメインとした「天文館」が白川公園内にオープン。当初から宇宙に関する展示を核として施設の歴史がスタートしました。
- 1964年(昭和39年)11月:「理工館」開館
- 天文館の誕生から2年後、物理・原理・技術といった基礎科学の分野を紹介する「理工館」が開館しました。
- 1989年(平成元年)4月:「生命館」開館と総合リニューアル
- 生命・生活・環境をテーマとする「生命館」が誕生。同時に既存館の大改修も行われ、現在の「総合科学博物館」としての姿に。名称も「市立名古屋科学館」から「名古屋市科学館」へ変更されました。
- 2011年(平成23年)3月〜12月:世界最大のプラネタリウム誕生
- 建物の全面リニューアルが行われ、3月に新プラネタリウムがオープン。同年11月にはH-IIBロケットが屋外に設置され、12月にはプラネタリウムが内径35mの世界最大としてギネス世界記録に認定されました。
- 2026年(令和8年)4月:ネーミングライツの導入
- 株式会社FUJIがネーミングライツを取得し、愛称が「FUJIなごや科学館」となりました。
関連リンク
詳細な情報や最新の特別展、プラネタリウムの投影テーマについては、以下のウェブサイトをご参照ください。
