概要(Overview)
日本の宇宙開発と科学探査の頭脳が集結する「JAXA相模原キャンパス」。ここは宇宙科学研究所(ISAS)の中核拠点であり、世界にその名を轟かせた小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」をはじめ、数々の人工衛星や探査機が誕生した場所です。
敷地内には一般の方が宇宙科学を身近に体験できる「宇宙科学探査交流棟」があり、ロケットの実機模型や貴重な展示物を間近で見学することができます。
相模原キャンパスの歴史:軍都から「宇宙のまち」へ
相模原キャンパスがある場所は、日本の近現代史において大きく姿を変えてきた土地です。
昭和10年代、相模原一帯は「軍都計画」に基づき、数々の軍事施設が建設されました。現在のキャンパスがある場所も、かつては陸軍機甲整備学校が置かれ、戦後は米軍に接収されて「キャンプ淵野辺」となっていました。
その後、1974年に同地が日本へ返還されます。町おこしを模索していた相模原市が、当時東京都目黒区駒場にあった宇宙科学研究所(当時は東京大学付属)に移転を働きかけた結果、1989年(平成元年)に現在の相模原キャンパスが開設されました。
この歴史的な転換により、相模原市はかつての軍都から、未来を開拓する「宇宙のまち」へと大変身を遂げたのです。
必見!宇宙科学探査交流棟の見どころ
キャンパス内には、日本の宇宙開発の過去・現在・未来を学べる「宇宙科学探査交流棟」があり、入館無料で一般公開されています。
1. 圧倒的スケールの「M-Vロケット」実機模型
屋外展示場に出ると、まず目に飛び込んでくるのが巨大なロケットです。ここには、約20年前に活躍した「M-3SIIロケット」の原寸模型と、長さ30m・重さ約140tにも及ぶ「M-Vロケット」の実機模型が横たわって展示されています。キャンパスを散策しながら、実際に宇宙を目指した機体の巨大さを体感できます。

2. 「はやぶさ」と宇宙科学の貴重な展示
屋内施設では、小惑星探査機「はやぶさ」や「はやぶさ2」の実物大模型、実際に地上での燃焼試験を終えたロケットエンジン、科学衛星の試験モデルなどが所狭しと並んでいます。また、実際に触れることができる本物の隕石など、子どもから大人まで宇宙のロマンに触れられる展示が豊富です。
基本データ・アクセス情報(Basic Data)
見学の際は、事前に「宇宙科学探査交流棟」のウェブサイトで休館日やイベント予定を確認することをおすすめします。
| 項目 | 詳細情報 |
| 施設名 | JAXA相模原キャンパス / 宇宙科学探査交流棟 |
| 住所 | 〒252-5210 神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1 |
| 開館時間 | 10:00~17:00(最終入館 16:45) |
| 休館日 | 不定休(ウェブサイトのカレンダーにて随時更新) |
| 入館料 | 無料 |
| アクセス(電車・バス) | JR横浜線「淵野辺駅」南口から徒歩約20分。または「青葉循環」バス(淵36・37系統)で「市立博物館前」下車、徒歩3分。 |
| アクセス(車) | 東名高速「横浜町田IC」から約11km。圏央道「相模原愛川IC」から約6km。(※一般用駐車場は無料ですが台数に限りがあります) |
| バリアフリー | 盲導犬・介助犬の同伴可能、貸出用車いすあり、多目的トイレ完備 |
地図(map)
関連リンク集(Link)
さらに詳しい情報や、最新のイベント予約、研究内容などについては以下の公式サイトをご参照ください。
- JAXA 宇宙科学研究所(ISAS)公式サイトhttps://www.isas.jaxa.jp/
- 宇宙科学探査交流棟(見学案内サイト)https://www.isas.jaxa.jp/visit/
- ファン!ファン!JAXA!(相模原キャンパス紹介)https://fanfun.jaxa.jp/visit/sagamihara/
- 相模原市立博物館(キャンパス向かいの施設)http://sagamiharacitymuseum.jp/
