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Mayasa

JAXAの宇宙教育指導者です!

ディスカバリー号14日間の任務を終え帰還

(Image Credit : NASA , NASA TV) スペースシャトルディスカバリー号(STS-128)が14日間のミッションを終え、アメリカ東部時間9月11日20時53分(日本時間9月12日9時53分)、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地に無事帰還した。 今回のフライトでは、国際宇宙ステーション(ISS)が6人体制になったことにより、その運用たのめに必要な物資や、各種実験機器の運搬、そしてクルーの交代が主なミッション。 今回帰還したティム・コプラ宇宙飛行士は前回のスペースシャトルSTS-127でISSの第20次クルーとして任務に当たり58日間滞在した。 今回のディスカバリー号の帰還は現地時間で9月10日に予定されていたが、ケネディー宇宙センター周辺の天候の関係で1日延期されていた。スペースシャトル帰還時には天候により今回のようにカリフォルニア州エドワーズ空軍基地が利用される場合がある。しかし、スペースシャトルの整備や打ち上げなどは、ケネディー宇宙センターで行われるため、エドワーズ空軍基地に着陸すると、そこからフロリダ州のケネディー宇宙センターまでスペースシャトル専用の運搬機にて運搬するため、コストがかかるという問題点もある。 httpv://www.youtube.com/watch?v=V53LU_IWgqo (Movie Credit : NASA)

ディスカバリー号のクルー1回目の船外活動

(Image Credit : NASA) 先月8月28日(金)に打ち上げられたスペースシャトル・ディスカバリー号のクルーは、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング後、初めての船外活動を行った。 およそ6時間35分間にわたる船外活動では、今回長期滞在クルーとしてISSに残る予定のNicole Stott(二コール・ストット)宇宙飛行士とDanny Olivas(ダニー・オリバース)宇宙飛行士が担当し、ISSのトラスにある空になったアンモニアタンクの取り外しやコロンバス実験モジュールに取り付けられていた各種実験装置の回収などが行われた。 回収した実験機器などは、ディスカバリーが帰還の際に持ち帰るため、ディスカバリーのペイロードに取り付けられた。 2回目の船外活動はアメリカ東部時間9月3日17時19分(日本時間9月4日6時19分)より行われる予定。Danny Olivas(ダニー・オリバス)宇宙飛行士とChrister Fuglesang(クリスター・ヒューゲルサング)宇宙飛行士が担当する予定。 スペースシャトルディスカバリー号クルー到着から5日間のハイライト httpv://www.youtube.com/watch?v=c55Ot6iEyxM

ディスカバリー号打ち上げ成功

httpv://www.youtube.com/watch?v=NJ1AX1G5Oog 天候不順と燃料タンクバルブの不具合により打ち上げが延期されていたスペースシャトルディスカバリー号は、現地時間8月28日23時59分(日本時間8月29日12時59分)ケネディー宇宙センターより無事打ち上げられた。 今回の打ち上げは、国際宇宙ステーションが6人体制になったため、十分な物資の補給と、新しい実験器具などの運搬が目的。また、国際宇宙ステーションの長期滞在クルーの入れ替えが行われ、ティム・コプラ宇宙飛行士にかわりニコール・ストット宇宙飛行士が新たに長期滞在する。 スペースシャトルでのクルー入れ替えは今回が最後で、今後はソユーズ宇宙船を使って人員の入れ替えが行われる。

STS-128ディスカバリー号打ち上げへ

(Image Credit : NASA) スペースシャトルディスカバリー号(STS-128)が打ち上げ準備の最終ステージに入った。 打ち上げはフロリダ州のケネディー宇宙センターにて現地時間8月25日1:36(日本時間25日14:36)に行われる予定。 打ち上げのために必要な50万ガロンにも及ぶ液体燃料注入が行われる。天候によりシャトルの打ち上げが順調に行えそうであれば、現地時間24日16:11(日本時間25日5:11)より注入が開始される予定。 今回のディスカバリー号では、国際宇宙ステーション(ISS)に各種実験装置や設備維持のための装置、6人体制になったことによりさらに十分物資などの補給が目的。 また、今回のフライトでISSの長期滞在クルーのTim Kopra宇宙飛行士が帰還し、代わりにNicole Stott宇宙飛行士が長期滞在クルーに加わる。スペースシャトルでのクルー交代は、今回のミッションで最後。今後は、ロシアのソユーズ宇宙船によりクルー交代が行われ、今年秋には野口宇宙飛行士が長期滞在クルーとしてソユーズ宇宙船でISSに向かう予定。

エンデバー号、若田さんを乗せて無事帰還

httpv://www.youtube.com/watch?v=YPJ6wU2-BA4 国際宇宙ステーション(ISS)の日本の実験棟「きぼう」完成に向け打ち上げからおよそ15日間にわたりミッションを遂行したスペースシャトルエンデバー号が若田宇宙飛行士を乗せてケネディー宇宙センターに現地時間7月31日10時48分(日本時間23時48分)無事帰還した。 今回のエンデバー号は、打ち上げ時の水素ガス漏れや天候不順などに悩まされ、打ち上げが1ヶ月ほど延期された。その関係で若田宇宙飛行士の滞在時間も3ヶ月から4ヶ月へと延長された。スペースシャトルは帰還時の天候も非常に重要で、ケネディー宇宙センター周辺の天候次第ではエドワーズ空軍基地に着陸位置が移動される場合もあるが、今回ケネディー宇宙センター周辺の天候が良好であったため、着陸は予定通り行われた。 次回のスペースシャトル、ディスカバリー号(STS-128)は8月25日現地時間で1時36分に打ち上げが予定されている。こちらも国際宇宙ステーションの完成に向けたミッション。 (Image, Movie Credit NASA)

エンデバー号(STS-127)のランデブーピッチマヌーバ

httpv://www.youtube.com/watch?v=URtWRpy8_is コロンビア号の事故以来恒例となっているスペースシャトルのバックフリップ”ランデブーピッチマヌーバ”がSTS-127エンデバー号でも行われた。 この操作はISSと並走しながらゆっくりとバックフリップを行い、打ち上げ時にシャトル機体に破損が無いかをISS(国際宇宙ステーション)から観察する作業。およそ8分間かけてバックフリップする。 今回も断熱材の剥離が確認されているが、大きな問題につながるものではないとの認識になったが、帰還までの間に影響などがさらに調査される。

ケープカナベラル空軍基地

(Image Credit : NASA) アメリカ合衆国フロリダ州にあるロケットの打ち上げ基地で、ケネディー宇宙センターのすぐ隣に位置する。 元々ケープカナベラル空軍基地は長距離ミサイルの打ち上げ基地として軍事利用されていたが、1958年にNASAが発足し、主要な打ち上げ基地として発展。ケネディー大統領がアポロ計画を打ち出すと、基地拡張され、ケネディー宇宙センターが設立した。 ケネディー宇宙センターでは主にスペースシャトルなどの有人宇宙計画に関わる打ち上げを担当し、人工衛星や探査機などを搭載した無人ロケットの打ち上げがケープカナベラル空軍基地から行われる。 ■DATA 名称:ケープカナベラル空軍基地(CCAFS: Cape Canaveral Air Force Station) 国、所在地 : アメリカ合衆国フロリダ州ケープカナベラル、メリット島 ケープカナベラル空軍基地 ■LINK ケープカナベラル空軍基地(公式サイト)

22日、46年ぶりに日本で見れる皆既日食

(Image Credit : NASA ) 2009年7月22日、日本で46年ぶりに皆既日食が観測できます。日本時間で9時30分ごろから各地で部分日食が始まり、屋久島や奄美大島などでは、完全な皆既日食が観測できます。 (写真は、皆既日食が起こっているときに宇宙から撮影した地球。大きな影を落としている。) 日食は、太陽が月の後ろに回りこんでしまい、月の影が地球に落ちる現象。観測する場所によって、角度がずれるため、完全に隠れてしまう皆既日食と、部分的な部分日食があります。また、月は1ヶ月で地球を1周する楕円軌道で、地球は1年で太陽の周りを1周する楕円軌道であるため、月や太陽への距離も変わるため、月の距離が遠く、太陽の距離が近い場合の皆既日食では、太陽を完全に隠しきれずに、中央だけ影になり、リング状の金環日食になることもあります。 地球に投射される月の影は、時速およそ4400キロメートルの猛スピードで移動していくため、間即時出来る時間は数時間程度。 この日は全国的に日食が観測できるが、福岡で90%程度、東京で70%程度、北海道では50%程度の部分日食になります。 今年はガリレオ・ガリレイが望遠鏡を発明し、初めて宇宙をのぞいてから400年。それを記念して世界天文年2009という活動が行われ、今年は世界各地で天文観測に関する様々なイベントが行われる中、日本ではこのような珍しい観測が出来ます。(世界天文年2009公式サイトhttp://www.astronomy2009.jp/index.html) 部分日食は2004年と2007年にも日本で観測されているが、今回のように皆既日食として観測されるのは46年ぶりで、今回を逃すと26年後の2035年まで日本では観測できません。 ★日食を観測する最の注意 日食は月で太陽が隠されるとはいえ、太陽光線は非常に強いものです。肉眼での観測はもちろん、望遠鏡や一般的なサングラス、黒い下敷きなどで観測しても目を傷める可能性がありますので、正しい観測方法で観測するようにしましょう。 ▼日食を観測する方法(国立天文台公式サイト) http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/obs.html ▼全国各地の観測時刻 http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html 4052030583 4048680005

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ISS運用から20年を記念してLEGOから発売!

今年はNASAが多国と共同で運用する国際宇宙ステーション(International Space Station:ISS)が運用開始から20年を迎えます。それを記念してLEGOから国際宇宙ステーションのモデルが2月に発売されることが決定しました。 ISSには日本もかかわっており、「きぼう」と呼ばれる実験棟を運用しています。今回のLEGOモデルは864ピースを用いた複雑な構造で、対象年齢も16歳以上と高めに設定されています。 もちろん日本の「きぼう」も再現されていて、現在は運用されていない「スペースシャトル」もミニチュアで再現されています。 LEGOのIDEAシリーズとしてリリースされる予定で、価格は$69.99。国際宇宙ステーションのファンには待望のLEGOとなります。 LEGO公式ページ https://www.lego.com/en-us/product/international-space-station-21321?cmp=Shop-GLO-Ideas-SOC-Jan-20-21321Reveal-POST-FBOrganic-21321Reveal-SH-LEGO--SHOP https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js ...

今週末に近づいているスーパー台風を宇宙から見た映像

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インターステラテクノロジズ社の国内初民間ロケット、打ち上げ後緊急停止

国内初の民間宇宙ロケット「MOMO」の打ち上げが2017年7月30日16時半過ぎに無事打ち上げに成功しました。

日本発、民間による観測ロケット「MOMO」初号機打ち上げ会見

2006年から宇宙事業を開始した、インターテスラテクノロジズ株式会社は、ホリエモンでおなじみ堀江貴文氏がファウンダーとしても知られている日本発の宇宙ベンチャー企業です。同社が北海道の大樹町で研究をすすめているロケットの打ち上げ実験が行われることになり、その記者会見が2017年7月6日に記者会見が行われました。
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