バイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)
人類の宇宙進出史において、最も象徴的で重要な役割を果たし続けているのがカザフスタンのステップ地帯に位置するバイコヌール宇宙基地です。
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バイコヌール宇宙基地は、1955年に旧ソビエト連邦によって建設された世界最古にして最大の宇宙港です。元々はICBM(大陸間弾道ミサイル)実験場として設立されましたが、その後ソ連の宇宙開発の中核へと発展しました。ソ連崩壊後はカザフスタン共和国の領土となりましたが、現在はロシア連邦が年間約1億1,500万ドルで2050年まで長期借借(リース)契約を結び、運用を担当しています。

人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げや、ユーリ・ガガーリン少佐による世界初の有人宇宙飛行など、数々の世界初を打ち立てた偉大な歴史を誇ります。現在も国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙飛行士や補給船の移送をはじめ、商業ロケットの打ち上げ拠点として稼働しています
基本データ
| 項目 | 詳細内容 |
| 施設名称 | バイコヌール宇宙基地(英: Baikonur Cosmodrome / 露: コスモドローム・バイコヌール) |
| 所在地 | カザフスタン共和国 クズロルダ州 チュラタム(北緯45°57′ 東経63°18′) |
| 敷地面積 | 約6,717 km²(福岡県や新潟市全体の面積を超える広大さ) |
| 設立年 | 1955年 |
| 運営機関 | ロシア国家宇宙公社「ロスコスモス」(カザフスタン政府より2050年まで借借) |
| 主な発射台 | ガガーリン発射台(第1発射台)、第31発射台など計14基の射点 |
| 主要運用ロケット | ソユーズ(Soyuz)、プロトン(Proton)など |
地図(MAP)
バイコヌール宇宙基地の歴史
- 1955年:宇宙基地の建設スタート
- ソ連政府の決定により、チュラタム近郊のステップ地帯に秘密裏にICBM発射基地の建設が開始される。
- 1957年:世界初の人工衛星「スプートニク1号」打ち上げ
- R-7ロケットによりスプートニク1号が軌道投入され、宇宙時代の幕が開く。
- 1961年:ガガーリン少佐 人類初の宇宙飛行
- ボストーク1号に乗船したユーリ・ガガーリンが第1発射施設から打ち上げられ、地球周回飛行に成功。
- 1988年:ソ連版スペースシャトル「ブラン」打ち上げ
- 無人自動操縦による再使用型宇宙船「ブラン」の打ち上げ成功。
- 1994年:ロシアによる借借契約の締結
- ソ連崩壊後、ロシア連邦がカザフスタンと基地の賃貸契約を結び、国際宇宙ステーション事業の主力基地へ移行。
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