NASAの土星探査機カッシーニが土星の輪が波打っている現象をとらえた。太陽光が土星の真横から当たる15年に1度の機会がもたらした発見らしい。
その現象は、直径8kmの衛星「ダフニス」の周囲でおきており、ダフニスの軌道は環に対して傾いているため、環を構成する物質が重力に引っ張られて、そういった現象がおきたみたいだ。土星の環には同じような間隙が無数に見つかっていて中に衛星が潜んでいると考えられている。
(image credit : NASA)
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