概要
ジョン・F・ケネディ宇宙センターは、アメリカ航空宇宙局(NASA)が運用する、世界で最も有名な宇宙船打ち上げ施設です。フロリダ州の東海岸、メリット島に位置しており、広大な敷地を誇ります。アポロ計画による人類初の月面着陸や、スペースシャトル計画など、数々の歴史的な宇宙ミッションの出発点となってきました。

現在はNASAのミッションだけでなく、スペースX(SpaceX)やボーイング(Boeing)といった民間宇宙企業の打ち上げ施設としても重要な役割を担っており、次世代の月探査計画「アルテミス計画」の拠点としても稼働しています。また、併設されている「ビジター・コンプレックス」は、一般向けの宇宙テーマパークとして世界中から多くの観光客を集めています。

基本データ
| 項目 | 詳細 |
| 正式名称 | ジョン・F・ケネディ宇宙センター (John F. Kennedy Space Center) |
| 運営機関 | アメリカ航空宇宙局 (NASA) |
| 設立年 | 1962年 |
| 所在地 | アメリカ合衆国 フロリダ州 メリット島 |
| 敷地面積 | 約566平方キロメートル(約14万エーカー) |
| 主な施設 | 第39発射複合施設 (LC-39)、ロケット組立棟 (VAB)、ビジター・コンプレックスなど |
施設マップ(航空写真)
歴史
ケネディ宇宙センターの歴史は、アメリカの宇宙開発の歴史そのものです。
- 1962年: アポロ計画(月面着陸計画)を推進するため、巨大なサターンVロケットの組み立てと打ち上げを目的として「打ち上げ運用センター(Launch Operations Center)」として設立されました。
- 1963年: 暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の功績を称え、現在の「ジョン・F・ケネディ宇宙センター」に改称されました。
- 1969年: アポロ11号が第39A発射施設から打ち上げられ、人類初の月面着陸という偉業を達成しました。
- 1981年〜2011年: スペースシャトル計画の拠点として、計135回のミッションの打ち上げと、多くの帰還(着陸)をサポートしました。
- 2010年代〜現在: 民間企業への施設貸し出しが本格化。スペースXのファルコン9やファルコンヘビーロケットの打ち上げが日常的に行われています。また、2022年にはアルテミス1号(SLSロケット)が打ち上げられ、新たな月探査の時代が幕を開けました。
関連リンク
施設の詳細や最新の打ち上げスケジュール、観光情報は以下の公式サイトから確認できます。
- NASA公式ウェブサイト(KSCトップページ) – 英語
- ケネディ宇宙センター・ビジター・コンプレックス公式サイト – 英語(一部日本語案内あり)
- NASAアルテミス計画公式ページ – 英語
